いじめがなくならない理由

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不登校になった子の心の悲しみ、アンケートに書いた助けを求める心の声に、学校は手を差し伸べはしなかった、助けなかったのだ。不登校になった子の心の傷は、どれほど深くなってしまっただろう… 教師すらも信じられなくなった悲しみは、不登校になってしまう原因でもあるだろう。学校への不信感…子供が抱くには、あまりにも残酷である。疑う心を知らない子供に、与えてしまった心の傷は、悲しみはきっと計り知れない。そして、そのアンケートに書かれていた救いを求める声は、保護者にも伝えられる事はなかった。保護者は、子供の苦しみを知らなかったのだ。せめて、保護者に伝える事はできなかったのか?伝える事は、学校の責任ではないのか?苦しみを知った以上、学校がするべき対応があるだろう。教師としての立場だの、名誉だの、評価だの、そんなものを守る前に大切な事、やるべき事があるだろう?やるべき責任があるだろう? "いじめが起きてしまった"事だけに慌て、色々な目を気にし、恐れ、外部にもれない事、隠す事だけに必死で、いじめを受けている子の苦しみなどわかろうともしなかった。考えようともしなかった。 "守るべきもの"を、間違っている。
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