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教会に着き、マキが中に入っていくのを見た二人は、入り口から中をのぞいた。
マキがシスターらしき白い服の女性と話しているのが見えた。その横に金髪のショートヘアーとセミロング、青い瞳の女の人が二人立っていた。
「龍勝、そんなところから見てないで中に入ってきたらいいでしょう?」
シスターらしき人がレイラ達を見た。
「ああ、ばれてしまった。なんでばれるんだ?」
龍勝がくやしそうにぼやきながら中に入っていった。レイラはどうしたらいいのか分からず、そこにいた。
「そこの人も入ってらっしゃい」
シスターらしき人に言われ、レイラも中に入っていった。
「龍勝君。レイラ君。なんでこんなところにいるの?」
二人に気付いたマキが驚いて訊いた。
「なんでって・・・なぁ」
二人は言う言葉をなくした。マキの後をつけて来たなんて言えない。
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