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第2章 ふたりの距離
私と朱里は高校2年生、16歳になった。
現在、同じクラス、隣の席。
朱里はアルビノだということを正直にクラスのみんなに言って、
それに加えてイケメンに成長しちゃったんだから、
クラスの主軸で、人気者だ。
小さい頃みたいに、朱里をいじめる奴なんか、もう誰1人としていない。
ただ、女子に超モテるため、妬む人達はいるみたい…。
「おい、凛。今日は晩飯一緒に食えって母さんが。」
うわうわうわうわ、話しかけてきたよ朱里のやつ。
みんなの視線すごいじゃん…。
あ、私は小さい頃から目立ちっぱなしの朱里といたおかげで
人目がとっても気になって、目立つの勘弁な地味子に
成長してしまいました。
「…わかった…。」
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