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俺は泉の中に入った。すると周りの景色が変わり、この世界に来る前に飛ばされた謎の空間に変わった。前と同じように警戒を強めていると、目の前に光の玉が現れた。
「初めまして、かな?僕は絶対神のグラムだよ。時間がないからちょっと急ぐよ。僕が君、巧を呼んだのには訳がある。簡単に言うと全ての封印を解くためなんだ。一回僕の力を通した機械にやってもらったけどほとんど効果がなかったからこの姿、思念体で来たわけ。」
……まあ、後で[世界ヲ見守ル者]にでも聞くか。
「うん、それがいいよ。あれは僕からのプレゼントだからね。」
「じゃあ早速やるよ?μΧβΨγΦδΧδΨΧμΦ」
!体が軽くなってくな。……いってぇぇぇぇぇぇ!!!!全身の骨がっ!バキバキいってるっ!
いてーー。おい!痛いなら先に言ってくれ!
「あはは、ごめんね?さて、もうそろそろ帰ったほうがいいね。ここの空間の崩壊が始まるよ。因みに向こうの時間は止めてあるからね。後ろの扉に入れば向こうに戻ることが出来るよ。じゃあね。また会う日まで…」
「ああ、ありがとな。グラム。」
そう言って俺は扉に入った。
「ありがとう、か。巧。君はこれからどうする?」
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