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第2章 デカけつマダムからこたつを守れ。
デカけつマダムこたつ星征服!?
こたつ星に存在してはいけないものがある。
1つは、臭いもの。
もう1つは、ひとりじめする人だ。
こたつ星の人々は、みんなでこたつに入るのが好きなのだ。
なので、デカけつマダムが現れた時は、とても大変だった。
あれは、2年も前の事。
その日もこたつ星の人々は、ゆったりとこたつに、みんなで入っていた。
するとこたつ星に巨大な宇宙船がやって来たのだ。
宇宙船は、ドスーンと大きな音を、星中に響かせて
着陸した。
その宇宙船から、これまた巨大なお尻の持ち主が降りてきたのだ。
その姿を見たこたつ星の人々は、体を震わせ、ゾッとした。
すると、巨大なお尻の持ち主が、これまた巨大で、
男のような声で、「私は、デカけつマダムだ。この星に遊びに来た。」と、言いながらドスドスと近づいてきたのだ。
こたつ星の人々は、小さな声で「ようこそ」と、怖くても歓迎して中に入れたのだ。
だが、デカけつマダムのお尻は、でか過ぎで、20人程の面積を取って、こたつ星の人々にとっては、とても邪魔になるのだ。
それにデカけつマダムのおならは、30人程を軽く吹き飛ばしてしまうのでこたつ星の人々は、嫌っているのだ。
ある日デカけつマダムが、こたつ星の人々を強引にこたつから引っ張り出し、こたつをひとりじめにしたのだ。
そこで、こたつ星の人々は、デカけつマダム専用の巨大なこたつを作る事にしたのだ。
まずは、木を切り大きなテーブルを作り、その上にふかふかで大きな布を乗せてこたつの出来上がり。
電源を入れて、ポカポカにしてデカけつマダムにプレゼントすると、泣きながら「ごめんなさい。」そして「ありがとう。」と、言ってデカけつマダムもいっしょに仲良くこたつを囲みましたとさ。
ちゃん♪ちゃん♪
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