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「これさ、コンテストでしょ?ちゃんとして」
小島から送られる冷たい視線。
俺は少し考えた。
「……いや、作者に言って!?」
ごめんて。
「とにかく3回連続で鍋は嫌だからなっ!!」
小島はキッチンに置いてある鍋セットを指差しながらぐずった。
「いいじゃないか鍋!ひとりで食べるもんでもないし、冬に食べたら美味しいし、野菜だってたくさん」
「嫌だ!!」
お前は小学生か。
俺はすぐさま打開策を練る。
「じゃあ何ならいいんだよ?どっか食べ行くか?」
「嫌だ!!」
「なんで!?」
「出たくないっ!!」
小島はこたつにかじりついた。
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