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一方、その頃、愛美が片思い中の北島智(きたじまさとし)は、愛美の双子の妹の佳美に一途。
まだ、智は佳美に相手にしてもらっていない。男子の中では一番のモテ男なのに一途に思う佳美には中々相手にしてもらえなくて焦ってる。だけど今がアピールするチャンス。佳美は自分が好きな相手に失恋して肌恋寂しい。だからこそ、そのチャンスを逃せない。
それでこの日も佳美に近づきますが…他の女子に智は捕まった。
「ね、北島君!待って。」
智に思いを寄せる真美(まみ)。
「えっ?何?今忙しいんだけど…」
「もうすぐ冬休みでしょ。冬休みななったら会ってくれない?」
「暇ない。悪いけど…」
「どうしてもだめ?」
「…ところでさ、佳美ちゃん知らない。」真美の誘いをそっちのけに佳美のことを探る智。
「知らないわよ」少し機嫌損なう。
「一緒に佳美ちゃん、探してくれたら…週末、あってやっても?」
「何よそれ。…でも、良いわよ。一緒に探してあげる。」渋々了承。
「じゃ、よろしくね!」
「約束…だからね。」
そして智と真美の佳美探しが始まったのです。
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