第2章なしジュース

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「次はいつ会えるの?」 「んー、ちょっとそれは分かんないな」 「そっか、でも今度は裕梨の家がいいな」  杏の言葉に裕梨は頬を赤らめる。 「そ、そうだな。時間ができたら連絡する。じゃあ」  それだけを言うとドアを開け、背を向ける。 「……もう2年なんだけどな……初々しいな」
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