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いや、待て待て冷静になれ。相手はいとこだぞ?それに小学校高学年くらいまでは一緒に風呂まで入っていた相手だ。今さら何を意識することがある。
俺は何とか作り笑いをして、留美のベッドにうつぶせになる。すると、すぐに腰のあたりに重みがかかり、同時に女性特有の柔らかい感覚が情報として脳に突き刺さった感じがした。
あ、やっぱりダメだこれ。だって相手は女子高生なんだもの。
「どう、気持ちいい?」
腰から背中にかけて丁寧にマッサージをしながら、留美が声をかけてくる。
「き、気持ちいいぞ」
別の意味で。
「どっか凝ってるとことかない?」
「ないない」
凝りそうなところが1か所あるけれど。
「そんなに気をつかってくれなくてもいいぞ?」
「へへー。私がやりたいからやらせてよ」
うおおおおおおおお!!やばいやばい!なんか良い香りがする!これが女子高生ってやつかい!
静まれ!静まるんだ、俺の中のウルフよ!
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