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「私の方でも、もうちょっとその書き込みがあったっていうサイトのことを聞いてみるけど、誰かしらね、そんな無責任なことを書いたのは。きっと暇も持て余して適当にデマを流してはそれに煽られるバカを嘲笑ってる引きこもりニートよ。」
ネットの書き込みであれば、書き込んだ相手をこれ以上追求してもわからないかもしれない。
ただ、うっかり口を滑らしてしまったことを、史生は悪いと思っていて、少しでも挽回しようとしてくれている。
「きっと大丈夫だよ、しぃちゃん。N区は確かにうちがあるところだけど、辻なんてどこにでもあるし、簡単にはわからないよ。」
「たぶんね。けど、このことはあんたのひいおばあちゃんにも伝えといてね。いい?ひょろひょろと細長い、根暗そうなだっさいTシャツ着た大学生っぽいのがうろうろしていたら、そいつかもしれないから。」
あんたたちが困るようなことをしてたら、遠慮なく潰してくれていいからという史生に、そんな物騒なことはしないよと百々は苦笑した。
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