一章

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今はまだ午前中だから、昼過ぎには終わるだろうか? もしも挨拶に来たとしても、明日以降だろうと、そんな事を考えながら軽く化粧をし、準備を済ませてからバッグを持って出かける。 行き先は近くのホームセンター。 昼の13時から19時まで平日はそこで働いている。 夫との離婚後、母はもう他界していたが、父も亡くなり、その遺産と離婚時の膨大な慰謝料で働かなくても困ることは無かったのだが、いろんなことが落ち着いたのでと働きに出た。 引越しの邪魔にならないようにと階段を使い、自転車置き場まで行って、こういう時三階で良かったと少し上を見る。 自転車に乗って職場まで行き、ロッカーで上着をはおり、名札をつけて仕事を始める。 いつも通りの日常。 仕事をして、帰りにスーパーにより、買い物をして帰宅すると大体20:00。 シャワーを浴び、簡単なものを作ってビールを飲みながらつまんでテレビを見る。 そして日付が変わる頃に寝る。 だがこの日は隣が片付けをしている音がきになってなかなか寝付けなかった。
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