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「いや、忘れたっていうか、知らないんですけど。あー、頭痛くなってきた。」
「俺は、お前の兄のルシェロスだ。」
ひゃー( ;∀;)こんなイケメンなお兄さん私知らないわー( ;∀;)
「ルシェロス様、朝起こしてからずっとこのようなご様子なのです。」
「それは困ったものだな。どうしたものか。」
それ、こっちの台詞なんですけど。
「まぁ、それはおいといてルチアーノに話がある。悪いがアランは席をはずしてもらえるか?」
え?何?話って何?なんか、嫌予感がするけど。
「御意。では、失礼致します。」
そう言うと、アランさんは部屋から出ていった。
「あの、話というのは?」
「あぁ、お前と二人きりになるための口実だ。」
え?どういうこと?
「ちょっと、何言ってるかわかんないんですけど。」
「全く何もわからないのか?じゃあ、一から教え直すしかないみたいだな。」
え?ますます何言ってるかわからない。
「えと、何をするおつもりですか?」
なんか、危険な匂いしかしないけど。
「フフッ、そんなに怯えることはないだろう?いつもしていることじゃないか。」
ルシェロス兄さんは私をベッドに押し倒した。
ちょ、何してんのルシェロス兄さん。法律に引っ掛かるってこれ。
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