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チートって…最ッ高
神様に頼み込んだらチートにしてくれた。もう、最初からチートにしてくれてたらよかったのに。まぁ、いっか。よし、剣術の稽古にでも行きますか。
「フーガにぃ!稽古しよー!」
「ふふ、かわいいなぁ、僕のお姫様は。なんだか、凄くやる気満々だね。」
「うん!だってルーくんとフーガにぃは私が守るんだもん!だから、いっぱい稽古してもっと強くならないとね!」
あ、ルーくんってルシェロス兄さんのことだからね。フーガにぃはわかる…よね?笑
「そっか。随分と逞しくなったね、ルチアーノ。僕は嬉しいよ。さ、始めようか。」
「うん!よろしくお願いします!」
―2時間後―
「ルチアーノ、剣術の腕が上がったね。その調子で頑張ろうね。」
「はーい!これからもよろしくお願いします!」
チートになってからというもの、エクスカリバーをブンブン振り回すのが今まで以上に楽しくなってしまった。私のマイブームはと聞かれたら、愛剣のエクスカリバーをブンブン振り回すことって答えるに違いない笑
「ルチアーノ、ぼーっとしてどうしたの?」
「え?何でもないよ!最近稽古でエクスカリバーをブンブン振り回すのが楽しくってさー。困ったなーと思って笑」
我ながら、ヤバいやつだな、と思ったよね。
「ふふっ、今日はいつも以上に振り回してたもんねww」
「おぉ、二人ともお疲れ様。」
「ルーくん!」
「兄さん、ルチアーノの剣術の腕が大幅に上達しているよ。今日なんかいつも以上にエクスカリバーを振り回してたんだ。」
フーガにぃ、とても嬉しそうだなぁ。よかったよかった。
チートにしてくれた神様に感謝しないとねー笑
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