チートって…最ッ高

1/1
8人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ

チートって…最ッ高

神様に頼み込んだらチートにしてくれた。もう、最初からチートにしてくれてたらよかったのに。まぁ、いっか。よし、剣術の稽古にでも行きますか。 「フーガにぃ!稽古しよー!」 「ふふ、かわいいなぁ、僕のお姫様は。なんだか、凄くやる気満々だね。」 「うん!だってルーくんとフーガにぃは私が守るんだもん!だから、いっぱい稽古してもっと強くならないとね!」 あ、ルーくんってルシェロス兄さんのことだからね。フーガにぃはわかる…よね?笑 「そっか。随分と逞しくなったね、ルチアーノ。僕は嬉しいよ。さ、始めようか。」 「うん!よろしくお願いします!」        ―2時間後― 「ルチアーノ、剣術の腕が上がったね。その調子で頑張ろうね。」 「はーい!これからもよろしくお願いします!」 チートになってからというもの、エクスカリバーをブンブン振り回すのが今まで以上に楽しくなってしまった。私のマイブームはと聞かれたら、愛剣のエクスカリバーをブンブン振り回すことって答えるに違いない笑 「ルチアーノ、ぼーっとしてどうしたの?」 「え?何でもないよ!最近稽古でエクスカリバーをブンブン振り回すのが楽しくってさー。困ったなーと思って笑」 我ながら、ヤバいやつだな、と思ったよね。 「ふふっ、今日はいつも以上に振り回してたもんねww」 「おぉ、二人ともお疲れ様。」 「ルーくん!」 「兄さん、ルチアーノの剣術の腕が大幅に上達しているよ。今日なんかいつも以上にエクスカリバーを振り回してたんだ。」 フーガにぃ、とても嬉しそうだなぁ。よかったよかった。 チートにしてくれた神様に感謝しないとねー笑
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!