私のHang Over

登場人物紹介

○アカリ(女、30歳)
大学進学を機に上京し、東京で就職。30歳を記念して開かれた高校の同窓会で元彼のタクロウと再会、お互い東京で働いていることが判り、東京でデートを重ねてこのたび結婚。高校時代は演劇部に所属。役者のほか、脚本、演出もやっており、演劇部では皆の中心的な役割だった。

○タクロウ(男、30歳)
アカリたちと同じ高校。地元の国立大学卒業後、東京で就職。高校時代は野球部で、エースというほどではないけど大体スタメン。勉強もそこそこできた。

○ユカコ(女、30歳)
アカリの高校の同級生で、演劇部。アカリ同様東京の大学に進学し、そのまま東京で就職。アカリの一番の親友。1年次はバレー部だったが、半月板損傷により競技継続が難しくなったところをアカリに誘われて演劇部に転部した。演劇部では演出助手や衣装、小道具など手広くやっていた。バリキャリという程ではないが仕事がそれなりに忙しく、長らく彼氏がいない。

○マリナ(女、30歳)
アカリの高校の同級生。高卒で地元の工場の事務員として就職。今は結婚し、3児の母。高校時代は帰宅部で、アルバイトに勤しんでいた。アカリとは家が近所で小中高と同じ学校だったため、タイプは違うが仲が良い。

○ミホ(女、30歳)
アカリの高校の同級生。アカリ同様東京の大学に進学し、現在大学院生。高校時代は文芸部と放送委員会に所属しており、演劇部には脚本の校正や音響として協力していた。放送委員会では、高校野球の地方大会なども手伝っていた。大学院生という不安定な立場ということもあり恋愛、結婚といったライフイベントには縁遠かったところに加え、最近父親が体調を崩し、地元に帰る頻度が増えてきている。