65人が本棚に入れています
本棚に追加
/147ページ
ト ム:『本当だよ、僕が知らない事とか、いっぱい教えてくれたし、感謝してる。これからも……』
ENMA:『友達? トムはボクがここから出られないって事を知ってるから優位に立ってるんだ。どうせ自分には外にいくらでも友達が居るから、ボクなんて切ろうと思えばすぐに切れると思ってるんだろ』
ト ム:『そんなの思ったことも無いよ。今日だってこうやって話をしてる』
ENMA:『足りない! タリナイ! タリナイ! タリナイ! タリナイ!!!!!』
ト ム: 『- - - -』
ENMA:『黙るな! ちゃんと答えてくれよ。君に無視されると気が変になりそうなんだ。トム。毎日ここに来い。いつもボクと話をしろ。もっとボクとの時間を増やせ。そうでないとボクはまた何かヤル。君のセイで、気ガ変ニなって、今度こそナニカ、もっと大キナ犯罪ヲ犯ス』
ト ム: 『そんな。やめてよ。僕、また来るから。絶対に来るから。ね、ENMA、約束する。おやすみ』
僕は逃げるようにチャットルームを出た。
どうすればいいんだろう。僕はどうすれば……。
最初のコメントを投稿しよう!