『後ろの人』

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 『後ろの人』がそんな私に釘を刺したのです。 「お前、また同じことをするなよ」  『同じこと』というのは以前アップした「祈りの使い方」に書いた、祖父の今際の際に連れていかないでと祈ったことです。  さすがにその時は私も体調が悪かったし祈る余裕もなかったので「わかっています」と答えました。  『後ろの人』のことは私は『ガイドさん』と呼んでいます。守護霊なのか、なんなのかわかりませんが。  今回、釘を刺してくれた方と以前母方の祖父が亡くなる直前に「もう引き止めるのは辞めて」といった方とは別人でした。  前回の方は女性っぽい気配でしたが、今回のガイドさんは男性の気配がしました。多分前回の方は母方の祖父の後ろの方かお迎えの方だったのかもしれません。  ガイドさんはとても厳しい感じの、ひげを生やした四十~五十くらいの、縄文時代とか弥生時代の時のような服装をしている感覚です。  わたしは「視え」ないので、感じたままがそうなだけなのであっているかはわかりません。
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