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「えっえー!?」
有名司会者はテンパるばかり、もうだめかと思われたその時!
一筋の光を纏った閃光のようなものが有名司会者を通り越して相対したものと対を成して消え失せる
「俺のテレビに何しやがるんだい?」
「なんじゃと!?」
カメラは有名司会者からその声の主に目を向ける。
その声の主にスタッフ一同驚愕するのであった。
「きょっ局長!?なぜここに!?」
そこには制作局の最高責任者にしてトップの座についている局長が今まさに目の前にいたのだった。
プロデューサーはなぜ、局長がここに来たのか理由がわからなかった
「まぁまぁ、それは後で話すからとりあえず俺が言えることはこれだ……」
「俺の仲間に手を出すんじゃねぇーよ!」
一同に響いたその声は局長の魂からの声だった、その言葉に嘘の欠片もなく本当の意味での心からの声だったのだ。
「局長そこまで思ってくれたなんて……」
「局長……」
「局長ー!俺、一生ついていくっす!!」
辺りからは局長に対するエールが込められていた。
「うぅー感激だうぇーい」
有名司会者も命びろいしたのか涙を滝のように流しながら局長に感謝していた
「おっおいお前ら図に乗るんじゃねぇーよ!」
この状況が面白くないようなのか片腕のレーザーキャノンで黙らせる禿げ男。
この轟音に皆、黙る
「ガハハハ、生憎だが局長って言ったかたかが俺の技のひとつを跳ね返したところで図にのってんじゃねぇー、まずはお前からだ」
禿げ男は片腕のレーザーキャノンを局長に向ける
「なんだ、その安っぽい子供の道具みたいなもの、俺でもへし折れそうだなぁ」
「ちっくそ!出力最大にしてお前を消し炭にしてくれるわ!」
<出力メガマックス級に変更しました、カウント100……99、98、97>
禿げ男の片腕のレーザーキャノンは禍々しいオーラを増幅させながら貯めていた
「ふっこれでカウントダウンが過ぎれば終わりよ!お前だけじゃなく、辺り一帯、が焼け野原になるなぁガハハハ!」
「言い残すことはそれだけか?」
「は?なんじゃと」
局長は禿げ男を前にしても怯むことなどなく、禿げ男に問いかけるようにして言った。
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