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「ダイエットフードですか?」
ルナは渡されたものを見る。ヤマギシは自信満々に言った。
「つい先日のことだ。『美味しすぎて太った。』と苦情が入った。まぁ、食い過ぎだと一括したが。」
その時、ヤマギシは思った。ダイエットに使える料理、いわゆる低カロリーの料理が無いと。
「というわけで、このゼリーだ。」
ルナは渡されたものをじっと見る。気のせいか僅かに動いているように見える。ルナは左手を真っ直ぐに挙げた。
「これは…何を使われて…?」
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