きみと、、、

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咲也「ゆきちゃん、、、 原田先輩と知り合いなんだ」 俺はゆきちゃんに 冷静を装って言った。 ゆき「、、、はい、、、 前の職場で一緒に働いてた時期があって、、」 ゆきちゃんは、少し 言いにくそうに答えた。 さっき、腕を掴まれていた 姿を思い出して どんな関係だったの?って 聞きたかったけど 言葉をのみ込んだ。 冷静を装った。 咲也「ふぅん、、、」 ゆき「あっ! 桜木さんもお知り合いなんですか? 先輩って言ってたから」 咲也「原田さんが昔働いてた会社の 後輩なんだ、、、」 ゆき「そうだったんですね、、、」 ほんとうに、人は何処で繋がっているのか 分からないものだと思った。 桜木「さっきの、、、」 ゆき「えっ!?」 俺は無意識に、言っていた。 でも、聞けなかった。 咲也「いや、、、何でもない、 じゃあね!」 そう言って俺は 冷静を装って いつも通り手を振って エレベーターに乗り込んだ。 エレベーター乗りながら思った。 さっきの、、、 嫌だった、、、 俺は、原田先輩に嫉妬していた。 色々思いながら、 俺はオフィスに向かった。
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