きみと、、、

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次の日の朝、カレンダーを見た。 咲也「あっ!!」 今日は菜採の誕生日だ。 幼馴染みの誕生日は、 お互いに知っている。 俺はその日の夕方頃 菜採に言った。 咲也「今日、菜採誕生日だよね? ご飯でも食べに行こっか?」 菜採「うん!!」 菜採は、嬉しそうに笑った。 そして、仕事が終わって 近くのイタリアンbarへと向かった。 店に着いて、半個室の席に入る。 そして、ワインで乾杯をした。 咲也「菜採、誕生日おめでとう!」 菜採「なんだか、恥ずかしいわ、笑 でも、嬉しい、ありがとう いくつになっても、祝ってくれるの やっぱり嬉しいものね、笑」 俺達は43歳だ。 菜採も俺も独身だ。 菜採は、凄く綺麗だし アプローチしている男も時々居る。 それに、きっと雅人も 今も菜採の事を想っている。 料理が運ばれてくる。 俺達は食べながら話す。 菜採「あ!今度ね、 みんなで会おうって言ってたわよ」 咲也「玲太が言ってるのか?」 菜採「そうよ、笑」 咲也「そうだと思った、笑」 菜採「ふふふ」 幼馴染みで、今も時々集まっては 飲んだりしていた。 咲也「雅人の事さ、、、どう思う?」 菜採「え?どうしたの?急に」 咲也「なんとなくさ、聞いてみた、笑」 菜採「雅人は、優しくて真面目だし いい旦那さんになりそうなタイプよね! スポーツ好きなのにモテるだと思う。 なのに、なんでまだ 独身なんだろうね、笑」 咲也「そうだよな!ほんと! 俺もそう思う。」 菜採「私達も、独身だから あんまり言えないけどね、笑」 俺達は笑った。 菜採「あっ、電話だ!」 菜採は、バッグから携帯を取り出して出た。 菜採「もしもし?あ!雅人! 、、、ありがとう!! うん、分かった、後でね」 咲也「どうした?」 菜採「誕生日おめでとうだって! で、後で玲太と一緒に行くから みんなで、飲もうって、笑」 菜採は笑った。 そして、数時間後に 合流して 居酒屋に向かった。 菜採の誕生日を みんなで祝った。
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