きみと、、、

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マスター「チェリーブロッサムと マティーニです」 ゆき「わぁ、可愛い名前! それに綺麗な色!!」 ゆきちゃんは、キラキラした目で カクテルを見つめている。 咲也「可愛いでしょ? 女の子ってそういうの好きかなって思って」 俺はマティーニを飲んだ。 しばらく他愛もない話をした。 ゆき「、、、他の女の人とも よく飲んだりするんですか?」 ゆきちゃんが少し酔った口調で 俺に聞いてきた。 咲也「そうだね、、、 たまーにね」 少し酔った、ゆきちゃんが とても、可愛く思った。 咲也「あれ、笑 妬いてくれてるの?」 少し、からかいたくなってしまった。 ゆき「そんなんじゃないもん、、、」 ゆきちゃんは、ぷうっと 頬を膨らましている。 いつもと違うゆきちゃんの 姿を見て、なんだか嬉しかった。 咲也「ゆきちゃん、酔ってる??」 ゆき「酔ってませーん」 ゆきちゃんは 甘えたように、ゆっくりと言った。 ますます、可愛い。 咲也「なんか、、、可愛い。 いつも俺に敬語だから なんか、、、新鮮!」 ゆき「あっ、ごめんなさい」 咲也「いいよ! これからは敬語なしね! それに、俺の事も名前で呼んでよ」 ゆき「はい、、、咲也、、、さん」 ゆきは、恥ずかしそうに言った。 咲也「敬語じゃん、笑 ダメ!もう一回呼んで!」 ゆき「咲、、、也、、、」 桜木「ありがとう!ゆき!」 はじめて俺の名前を呼んでくれて 距離が近くなったみたいで なんだか嬉しかった。 正確には、言わせたんだけど、笑 ゆきは、少し恥ずかしそうに カクテルを飲んでいた。 俺もマティーニを飲み干した。 image=508806902.jpg
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