きみと、、、

9/12
前へ
/115ページ
次へ
朝になって、目覚めた。 まだ手は繋いだままだった。 ゆきが、動いた。 もう、起きだす感じだった。 俺は眠ったふりをした。 ちょっといじわるしたくなっていた。 ゆきは目が覚めたみたいで 辺りをキョロキョロして見渡している。 そして横で眠る俺を見た。 俺は薄目で、分からないように ゆきを見ていた。 ゆきは、驚いているみたいだった。 ゆきは、自分の服を確認して ホッとした顔をしている。 笑いを堪えながら 俺は話しかけた。 咲也「ゆき、、、おはよ」 ゆきは少しビックリして 俺の顔をじーっと見つめた。 ゆき「ごめんなさい!!」 繋いでた手をほどいた。 ゆきは慌ててベッドから出ようと思って 方向を変える。 なんだか、その姿が可愛くって もっと、いじわるしたくなってしまった。 後ろからゆきを引き寄せた。 そして後ろからゆきを抱き締めた。 咲也「ダメ!もうちょっと傍にいてよ、、、」 ゆき「咲也さん?」 ゆきは、恥ずかしそうにしている。 可愛かった。 ゆきを抱き締めてると、甘い匂いする。 女の子の甘い匂いだ。
/115ページ

最初のコメントを投稿しよう!

72人が本棚に入れています
本棚に追加