愛しく想う

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咲也「ゆきの料理、楽しみ!」 ゆき「簡単なものだけど、もう少し 待っててね」 ゆきが、料理を作ってくれるらしい。 俺はソファーの上でトラと じゃれあいながら待った。 ゆき「はい、どうぞ!」 ゆきはそう言うと リビングのテーブルの上に オムライスとコンソメスープを置いた。 俺の大好物のオムライスだった。 咲也「オムライスじゃん! 俺オムライス好きなんだ」 ゆき「味は保証しません、笑」 咲也「いただきまーす!」 ゆき「どう??」 咲也「うまい!」 ゆき「良かった、笑」 ゆきの作ったオムライスは とても、美味しかった。 オムライスを食べながら しみじみ思った。 咲也「手料理って、、、やっぱりいいよね」 オムライスには、思い出がいっぱいある。 ゆき「また、作るから!」 ゆきは、何か察したみたいで 優しく俺にそう言った。 咲也「ありがとう」 その時チャイムが鳴った。 誰だろう?? 咲也「ちょっと、待っててね」 そう言って俺は 玄関へと向かった。
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