愛しく想う

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その後、酔っている玲太を 雅人と菜採は両側で、 支えながら帰っていった。 雅人「じゃあな!咲也!」 咲也「気を付けてな!」 リビングに戻った。 ゆきは、飲み過ぎたみたいで リビングでクッションを抱えて すやすやと眠っている。 俺は眠っているゆきを そっと抱き抱えて寝室へと行った。 そして、ベットにそっと寝かせた。 時刻は深夜1時だった。 俺はキッチンへ向かい 後片付けをした。 その後、テレビを見てゆっくりした。 数時間後、寝室へと向かった。 ゆきは、目が覚めているみたいだった。 咲也「ゆき、目が覚めたの?」 咲也「ゆきが、酔っちゃったから とりあえず、ベットに寝かせたんだ」 寝室の扉を閉めて ゆきの隣に座った。 ゆき「あれ?みんなは??」 咲也「少し前に、帰ったよ。 なんか、、、ごめんね。 せっかく来てくれたのに。 騒がしくて、笑」 ゆき「ううん、大丈夫だよ。 みんな、良い人だね。」 ゆきがそう言ってくれたから 俺はホッとした。 咲也「ありがとう。」 ゆき「あ!今何時頃だろう?」 ゆきは、ハッとした顔をして言った。 咲也「今、夜中3時だよ」 ゆき「明日が日曜で良かった、笑」 咲也「まだ一緒に居られるね。 俺も少し寝るわ」 俺はベットに入った。 そして、ゆきの隣に寄り添った。 恥ずかしそうな表情の ゆきを見つめた。 咲也「ゆき、もっとこっちにおいで」 ゆき「うん、、、」 ゆきが、俺の腕の中に入ってきた。 恥ずかしそうにしていて 可愛かった。 俺は我慢出来なくなって ゆきの首に優しくキスをした。 ゆき「くすぐったい、笑」 そんな事言われたら もっとしたくなってしまうじゃないか、、、 咲也「ここは?」 おでこにキスをした。 次は頬に。 そして唇に優しくキスをした。 咲也「ゆき好きだよ、、、」 ゆき「私も、、、」 ゆきは、潤んだ瞳で俺を見つめた。 もし他の遊びの女なら もう、ここでしていただろう。 でも、ゆきは違う。 大事にしたいから ただ一緒に居るだけで 愛しいから 俺はそれ以上はしなかった。 そして、俺の腕の中で ゆきは眠っていた。 その顔を見ながら 俺も幸せな気持ちで眠りについた。
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