愛しく想う

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咲也「おはよ、ゆき」 ゆき「うん、おはよう」 ベットの上で目覚めた ゆきに笑顔で言った。 ゆきを優しく抱き締めた。 愛しい感情が溢れてくる。 好きな人と居れることは とても幸せな時間だ。 トラがベットの上に ちょこんと飛び乗ってきた。 咲也「トラおいで」 トラはゆきにすり寄った。 ゆきの頬を舐めた。 咲也「もう、トラ!ゆきは俺のだから」 トラにも嫉妬してしまう。 ゆき「何言ってるの、笑」 ゆきが笑った。 しばらくして キッチンで簡単な朝食を作った。 ゆき「朝食食べたら、帰るね」 咲也「やだ!」 ゆき「また、来るから」 咲也「うん」 ゆきと離れたくなかった。 ずっと一緒に居たくなってしまって 俺は子どもみたいに言ってしまった。 そうして、ゆきは帰っていった。 俺はトラを抱き抱えて、ベランダに出た。 しばらくして、マンションから 歩いていくゆきの後ろ姿を 愛しく見つめていた。
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