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離れていった唇が首筋に触れる。制服のリボンがほどけて、ベッドに落ちた。鎖骨に触れた柔らかい感触に、身体がふるえる。おにいちゃんが、今から何する気なのかわかってた。怖いっていうより、ドキドキする。
「だれか、来ちゃう」
「そしたら俺、完璧クビだわ。パン屋でもやろうかな」
おにいちゃんはそう言って、私に唇を重ねる。キスいっぱいされると、ドキドキする。あの時は怖かったのに。
「なんで、パン屋なの?」
「売れ残った焼きそばパン食い放題だから」
子供みたいな理由。
「じゃあ私、レジ係やる」
「計算間違えるからダメだな」
「間違えないもん、ふ」
おにいちゃんは下着をずらして、私の乳首を撫でた。
「う、あ」
「あんま、声出すな」
私は、唇に触れたおにいちゃんの指を舐めた。おにいちゃんは私の口から指を引き抜いて、スカートの滑り込ませた。ショーツ越しにやわらかい部分を撫でる。じわっとなにかが溢れた感覚がした。
「あ、ゃ」
「濡れてる」
「濡れて、ない」
「そうか?」
おにいちゃんの指が、なかに入り込んできた。くちゅって音がして、首の後ろが熱くなる。花芯を優しくくすぐられて、じわりと身体が熱くなる。
「ん」
こめかみやほほに、優しく唇が触れる。
「きもちいい?」
「ふ……きもち、いい」
おにいちゃんは瞳を緩め、私に唇を重ねた。それから、乳首をなめあげる。
「う、う、あ」
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