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原案(あらすじ)
目覚めるとそこは屋外階段の踊り場だった。
目の前には見知らぬ老人が立っていた。
「おめでとう。君に1つだけ力をあげよう。」
なんでも1つだけ望み通りの力をくれるという老人。
「……チカラですか?」大夢は重度の優柔不断。
誰にも負けない腕力、千里を駆ける脚力、全てを見通す眼力、万人を救う知力、枯れることのない生命力。
長所をさらに伸ばすか、短所を長所に変えるか。
大夢が頭を悩ませる姿を見た老人は、決まったらまたこの場所に来なさいと言い消えてしまった。
大夢のことを理解し普段から助けてもらっている、裕見子、菊音、言栄の3人の女性に聞くことにした。
3人がそれぞれに出した意見は一致した「決断力」だと。
しかし3人の女性が出した答えは、大夢が自分を恋人として選ぶための決断力だった。
人生に悩む1人の男性と、人生をかける3人の女性の物語。
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