忍び寄る混沌

38/41
前へ
/272ページ
次へ
「…違…っ…俺は…!…ひ、あぁあ!」 物凄い音を立てて俺の中のローターが唸り声を上げ強すぎる刺激が俺を襲う。 「……何が違う…?違わないだろ… 待ち望んだのはこれだろ…?ずっと…焦らしたもんな…存分にくれてやる…」 ニィ…と口端を上げた芳文の瞳は反して笑ってはいない。 限りなく冷たい色を宿している。
/272ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1556人が本棚に入れています
本棚に追加