終わらない監禁生活

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そんなの……この監禁生活が始まる前からクリアーしている。 でもこいつは間違ってる。 監禁なんておかしいだろ…。 言いたくても、言えない。 俺はこいつが好きだ。 初めて会った時から好きだった。 姉貴の彼氏で婚約者だと聞かされて…この想いは封じた。 こんな状況じゃなかったら、きっと俺は……。 「何考えてるんだ…?ダメだろ?俺のことだけ考えてなきゃ」 「う、ああっ…!」 慣らしもせずにいきなり突き入れられた。 走った激痛に悲鳴めいた声が上がる。 切れてはいないがジンジンと中が熱を持ち、痛くて熱い。 「痛い?お前のここはデリケートだからな。やっぱ慣らしてやらないとキツいか」 尻の粘膜からゆっくりと兄の肉が抜かれていく。 ズキンズキンと痛む尻に俺の体は完全に強張る。 「いてえよ…馬鹿野郎…」 色々な気持ちが沸き上がり俺の目頭が熱くなる。  
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