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「泣くなよ…飯食って良いから…な?」
体を起こされ、髪を撫でられ唇を優しく塞がれる。
飯が食いたくて泣いてたんじゃねえよ、阿呆。
恋人同士でもないのに、こいつは当然のように俺に触れてくる。
でも俺は拒まない。
こいつに見つめられると胸がきゅっと締め付けられる。
時にはドキドキと鼓動が煩くなる。
どうしようもない。
こんな犯罪紛いというか、犯罪だよな、これ。
でもこんな事をされても、まだ俺はこいつが好きなのだ。
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