彼 と 私 の S H O R T S H O W 0 0 1

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彼 と 私 の S H O R T S H O W 0 0 1

早朝。留守食堂(留守家)屋上。 つま先立ちで、屋上に立っているクロウ。 勢いよく屋上のドアが開き、洗濯物かごを抱えた若葉と快晴が出てくる。 仙波から奪ったままの拡声器を取り出し、クロウに叫ぶ若葉。 若葉「おはよう!九朗っ!!」   「早速だが!洗濯物を干したいので右足を上げろっ!」   「違――うっ!お前の右足じゃない!アタシから見ての右だ――っ!!」 留守家の洗面所。 顔を洗いながら呟く哲司。 哲司「朝っぱらから……音量絞れよ……」   「つか、拡声器使わなくても聞こえてるだろ」 屋上から響いてくる若葉の声。 若葉「よろしい!しばらくそのままっ!」 留守食堂 屋上。 呆れ顔の快晴が、若葉の手にした拡声器を指差す。 快晴「ソレ(拡声器)使わなくても聞こえてるよ……」 若葉「え?そうなの?」 拡声器を使い、クロウに文句を言う若葉。 若葉「そんなことは早く言え―――っ!!」 片足を上げたまま、困惑気味のクロウ。
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