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死神に掴みかかろうとするが、その手は空を切った。どうやら触れることはできないようだった。死神はその場でケラケラと笑って天井まで浮かんだ。 「まあいいわ。何故かあんたには私が見えるみたいだし、しばらくここに居座っちゃう事にする。」 「え…?こ、困ります、私、人といる空間とか苦手で…。」 「人と思わなければいいわ。死神なんだし。私の事はコレッタって呼んで頂戴。仕事が終わるまでの間、お邪魔するわね~。」 「え、…えぇ…?」 こうして、愛崎桃花と死神コレッタの不思議な同居生活が始まった。
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