主要キャラクター設定

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●玖蔵天馬(くぐらてんま) 超常的なモノに触り、干渉する強い力を持っていた。しかし、超常的なモノを感じ取ることは弱い。というより、超常的なものを信じようとせず、自分に見えているものが超常現象だとは認めない。 対人の喧嘩は本気が出せず強くないが、超常体に対しては強い。ちなみに女と猫にはめっぽー弱い。 数年前に傷つき倒れているところを凛子に助けられたが、それ以前の記憶がなく、凛子が身元引受人となる。 ●井上楓音(いのうえかのん) 天馬とは反対に楓音は、不可思議現象に触れたり、干渉することはできなかったが、見たり、聞いたり、感じる能力がズバ抜けていた。身体能力も高くつねに強気。実は天馬の精神をのっとり操ることができるらしい。 天馬と凛子の遭遇も楓音の予言であり、凛子はその言葉に従う形で天馬を引き取った。 楓音は記憶が無いわけではないが、強烈な負の記憶が過去にあり、その過去から自我を守るため自ら記憶に封印をしている。超常現象に干渉できないのもそのせいかもしれない。ノイズを憎んでいる。 天馬が来る少し前に凛子と出会う。凛子の兄からの紹介だった。 ●新堂饗弥(しんどうきょうや) IQが高い天才メガネキャラ。実は頑固。 もともと科学的なことしか信じていない。しかし、楓音によって示される超常現象を認めざるを得ず、その解明のために星乃探究所に席を置いている。 超常現象を解明する機械やアプリなどを開発。天馬のかけている黒縁眼鏡も純也の発明で、超常現象の周波数を捉えると映像をスマホを通して送信、楓音がそれを念視することで指示をだしている。 饗弥いわく「饗弥史上最悪の一日」に楓音と出会い、次々に饗弥に降りかかる厄際をことごとく楓音に言い当てられ、最後には救われたことでその軍門に下った。 ●月島凛子(つきしまりんこ) 星乃探究所の所長。姉御肌。特殊な力はない(と思われる)が、政界、財界、警察の要人などになぜか顔が利くヤリ手の所長。ちなみに酒乱で、酔うと甘えたり暴れたりする。 本来は超常現象などにはまったく興味がない、というか幽霊とかを極度に恐れているが、「金になる、というだけのためにそういった仕事を引き受けている」と言ってはばからない。 もともと所長だった兄が行方不明になっているのは秘密だが、楓音にはバレているらしい。 あまり事務所にはおらず「楓音ちゃん後よろしくー」が口癖。
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