あらすじ

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目覚めるとそこは野外階段の踊り場だった。 倉木洋介は階段の手すりに左手を繋がれていた。 手錠は外れる様子はない。 近くにあるのは切れ味の悪いノコギリ、そして自分を写しているカメラのみ。 大声を出そうにも口が縫われていて声を出すこともできない。 助かるには左手をノコギリで切り落とすしかない。 洋介は恐怖に震えた。 上司の上原、後輩の加藤、妻の和美、不倫相手の三咲。 犯人を考え出したらキリがない。 誰が犯人にしろ絶対に殺す。 その前にこの状況をなんとかしなければ。 1日が過ぎ、洋介は体力的にも精神的にも限界を迎えていた。 そんな中、洋介は決心する。 左手を切り落とす決心を。 洋介は痛みに耐えながら左手を切り落とす。 切り落とすことに成功した洋介は階段をフラフラになりながら降りていく。 しかし、階段の踏み板が崩れ、洋介は階段を転げ落ちてしまう。 洋介は命を落とした。 そんな彼のもとに5人の人間が集まった。 上原、加藤、和美、三咲、そしてこの計画の立案者である白石。 白石は彼に怪我をさせられ野球ができなくなったのだ。 さらにそれにより両親は自殺した。 白石は洋介について徹底的に調べあげ、4人を焚き付け計画に協力させた。 全ては洋介を殺すために。 計画を成功させた5人はゆっくりと歩きだした。
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