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第3章
「ロザリー。朝だよ。起きなさい。」
サムエルはロザリーを車椅子に乗せた。
リビングまで連れていく。
「ロザリーの好きな、イチゴのトーストだ。お食べ。」
サムエルは、無表情なロザリーの口元にパンを運んだ。
「美味しいかい?ロザリー。」
サムエルの目から、涙がこぼれた。
サムエルは膝を折って泣き出した。
「済まないロザリー!許してくれ!」
「今日はお風呂に入ろう。ロザリー。君はいつも美しくなきゃ。」
サムエルはゆっくりロザリーの服を脱がした。
「なんだ!これは!」
ロザリーのお腹の辺りが紫色に変色して、うじがわいていた。
「ロザリー!ロザリー!おお!」
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