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僕にとって、シューイチは崇高な存在だ。
たとえ、今は手を伸ばせば触れてしまうような、近い距離にいても。
あいつらが僕を踏み躙ったような……
あんな汚くて、穢らわしい欲情など、僕はシューイチに対して絶対に持たない。
たとえ、現実にはシューイチが穢れのない人間ではなかったとしても、いいんだ。
僕にとっては、シューイチは穢れのない神。
それは、僕だけが知っていればいい。
シューイチさえも、それは知らなくたっていいんだ……
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