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翌日、俺はケイと顔を合わせ辛くて避けるようになった。席に着いた頃に挨拶されても返事せずに読書に没頭した。
そして、昼休みも給食が終わればすぐに図書館へ行った。ここは、静かにする事がルールなので喧嘩も虐めも起きないからだ。
放課後になると、真っ直ぐ家へと帰った。
母さんにも「ただいま」とは言わずに、急いで部屋へと駆け込んだ。
「レキちゃんいるーー!?」
寝ていた俺が目を覚ましたのは、もう辺りがすっかり暗くなっている頃だった。
嫌だ、来るなよ。もう俺に構うな。
そんな気持ちで居留守を使った。
母さんは、仕事に行っているらしくケイ以外の声は聞こえてこなかった。
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