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｢だ～いじょうぶ！おれくるみちゃんのハンバーグわけてもらうから！！｣
そう言って近くに座っていた黒髪の彼に抱きついて見せる
｢え！？あ、リカちゃんじゃん｣
｢やほやほ！ゆきちゃんも久しぶり～｣
｢おー、久しぶり、リ・カ・ちゃん！｣
黒髪の子と、その隣の明るめの茶髪の子と会話を交わす。
………
するとももがこっちへ来た
｢おい、リカ！まじでハンバーグもらうの？｣
｢まじまじおーまじー｣
｢いやいやいや、俺いいって言ってないよ！？｣
大きな手振りを使って否定してくるくるみちゃん。そんな拒否しなくてもいーじゃんか！
｢えー、これも同じクラスだったよしみじゃん？｣
｢堤もだろ｣
｢ゆきちゃんからも頼んで！はい！｣
1人でくすくすツボってるゆきちゃんも巻き込んじゃえ。
｢えー…｣ってめんどくさそうにするなー！
｢ゆっちゃん…！！めんどくさいことになるよ！助けて！｣
うっわくるみちゃんずるい！ゆきちゃんがくるみちゃん大好きだからって利用して…！
あ、でも、ゆきちゃんの性格はももに似てるから
こーいう場合は、
｢うーん、いいんじゃない？((ﾆｯｺﾘ｣
｢ですよね｣
典型的な好きな子いじめだね！ほんとに仲良し
リカ達とは全然違うかたちの親友だな～
よっし！ハンバーグだぁ
くるみちゃん分けてね～
｢なに複雑そうな顔してんの、堤？｣
｢はっ、してねえよ、相変わらずウザイな小林｣
バチバチバチバチバチ
おっとこっちにも火花がっ
リカとこの二人は前にかわいい名前コンビって呼ばれてからかわれてたから(不本意)なんだけど、
この二人は普通に仲悪いんだよなあ…同族嫌悪？
あ、でもガチギレしてるわけじゃないよー！前のクラスでは4人で一緒にいたほど仲良かったから！
｢ここで食おうか｣
かれーうどん、定食、サラダを抱えたきよがそういった。
｢わわっ！ごめんごめん、ありがとね？｣
｢大丈夫だ｣
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