2.Re-The First Night

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うーん。 思いっきり考え込んでしまうと、 達己はまた面白そうに笑った。 「お前、すげぇ突飛なこと考えてんだろ。 SMの女王様してみたいとか、さすがに無理だから。 いや、優奈がどうしてもっていうなら、努力はするけど…… さすがに初夜でそれは、キツいな……」 達己の考えもまた、想定外で、 今度は私が吹き出してしまった。 「私、テーマパークのオフィシャルホテルとか行ってみたい……。 花火って今も上がるのかな。 あ。でもね。 これから、たくさんお金かかるし、 節約しなきゃいけないって思うし、 達己と一緒だったら、いつでも特別だから。 どこでもいいんだけど……」 また笑われそうで、 恐る恐る口にすると、 達己は目を優しく細めて、 私の頭をよしよしと撫でる。 「あぁやっぱ、まじで、可愛い。 よし、決定! 行くぞ。ディズニー!」
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