0人が本棚に入れています
本棚に追加
ネットゲームもする気になれず、12時を回る前に眠った。
翌朝、午前7時前には目を覚ましていた。
こんな早い時間、朝食前に起きたのは何時ぐらいぶりだろう。
いつもならこの時間に、寝るかとゲームを止め布団に入ることもある。
7時15分を過ぎごろインターフォンが鳴る。
ドアが開く音がして、女の人の声が聞こえる。
「優太、降りてらっしゃい~」
俺を呼ぶ母さんの声が聞こえる。
行くしかない……
自室のドアを開けゆっくりと階段をおりて、玄関の前まで行く。
すると大きな荷物を持った女性と柴犬らしき中型犬いた。
「優太、こちらは私の同僚の川崎さんと柴犬のハヤテ君」
「おはようございます」
こっちを見て女性が微笑む
「……ど、どうも」
消えそうなぐらい小さな声をだし、思わず目を逸らした。
「ここじゃなんだから、ささ、居間に入りましょう。」
気まずい空気に母さんが助け舟を出す。
3人と1匹は居間へ行き座った。
「この子はハヤテ、オスの10か月です。よろしくお願いします。」
最初のコメントを投稿しよう!