俺と犬の出会い

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  ネットゲームもする気になれず、12時を回る前に眠った。 翌朝、午前7時前には目を覚ましていた。 こんな早い時間、朝食前に起きたのは何時ぐらいぶりだろう。 いつもならこの時間に、寝るかとゲームを止め布団に入ることもある。 7時15分を過ぎごろインターフォンが鳴る。 ドアが開く音がして、女の人の声が聞こえる。 「優太、降りてらっしゃい~」 俺を呼ぶ母さんの声が聞こえる。 行くしかない…… 自室のドアを開けゆっくりと階段をおりて、玄関の前まで行く。 すると大きな荷物を持った女性と柴犬らしき中型犬いた。 「優太、こちらは私の同僚の川崎さんと柴犬のハヤテ君」 「おはようございます」 こっちを見て女性が微笑む 「……ど、どうも」 消えそうなぐらい小さな声をだし、思わず目を逸らした。 「ここじゃなんだから、ささ、居間に入りましょう。」 気まずい空気に母さんが助け舟を出す。 3人と1匹は居間へ行き座った。 「この子はハヤテ、オスの10か月です。よろしくお願いします。」
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