娘の友達

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「外は寒かったでしょう?こたつに入ったら?」 「は~い」 娘の友達は、 居間のこたつに入ったが、 両肘を付いて何故かじっと私を見ている。 なんとなく私もこたつに入ったが気まずい。 「おばさんの顔に何か付いてる? テレビでも見る?」 「テレビはいいです、 ふふふ、おばさんカナに似てて、 やっぱり母娘だね」 「え?そうかしら?」 まずい、会話が続かない。 そうだ!娘の友達なら娘の話題で。 「カナがいつもお世話になっているわね」 「はい、お世話になったりしたり… カナちゃんとっても可愛いですよね…」 「あら褒めてくれてありがとう」 「おばさんも可愛いですよ」
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