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加瀬 十希乃(かせ ときの)
東京に住む高校3年生。趣味、特技はSNSでのいいね集め。美人で人当たりが良く、要領も良いが仮面女子。『何事も平均より少し上でいたく、イマドキより少し前を進んでいたい』どこにでもいる普通の女の子。
当たり障りのない人生を送るが、どこか満足しておらず、ありのまま生きられない自分を客観視して見ている。やりたいこともなく、春からは大学進学を考えている。
加瀬 とき子(ときこ)
十希乃の祖母で名付け親でもある。夫と孫の鈴と暮らしている。癌を患い、僅かな残りの時間を、初孫である十希乃と過ごしたいと思い夏休みの時間を使って長崎に呼び寄せる。
柿谷 鈴(かきや すず)
十希乃のいとこ。小学3年生。東京に住んでいたが、生まれつきの喘息持ちで不登校気味になり、療養も込めて2年生からとき子の元で預けられている。明るいが人見知りで、十希乃にもなかなか心を開かないでいる。
加瀬 健治(かせ けんじ)
十希乃の父でとき子の長男。機械メーカー勤務で、忙しい為なかなか帰省できずにいる。代々続く実家の和菓子屋を継ぐ予定だったが、反対を押し切り上京してしまったことを気にしている。
加瀬 爽子(かせ さわこ)
十希乃の母。看護師をしている。
加瀬 義則(かせ よしのり)
十希乃の祖父でとき子の夫。代々続けている和菓子屋を、今は不定期で開けている。 どうにか店を立て直したいと思っている。
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