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兄からも親からも本当に興味ないの?と聞かれても「興味ない」と一言だけで返した。
なんとも可愛げのない子供だ。
それに魔法がある世界とはいえ、生活は魔石でなんとかなっているし、普通に街中で生活していれば、魔法なんてまず見ることは無いのだ。
とまぁ、こんな俺です。
だから前世のラノベ小説をこよなく愛す連中からすれば「お前みたいなのが何で異世界なんだよ!!」と本気で怒鳴られそうだが、俺自身も「何で俺?」って感じなんですよ。
話は戻る。
「さぁ、いってこい!」
父さんに背中を押され、学校の門をくぐる俺。
はぁ、先が思いやられる。
俺は溜息1つ吐き出し、トボトボと試験会場へと向かうのだった。
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