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救急車を呼んだ学生達
10代後半から20代前半。
主人公が転落した雑居ビル周辺を遊び場としている学生。
血塗れで階段を下りてきた主人公を見て救急車を呼んだ。その後も道端で顔を合わせる事が多く、その時のノリで記憶を失った主人公の相談や愚痴に付き合ったり価値観の相違を話し合ったり、気晴らしを提案したりする。
主人公の会社の社長
50代後半。
会社を立ち上げた当初は快活で希望を掲げた青年だったが、荒波に揉まれる内に暴君のような振る舞いで会社を牽引する人間になってしまった。
社員は酷使し管理職には飴を与え搾取を手伝わせ、自らは暴利を貪ることを普通の事だと思っている。
主人公が記憶を失ってからしばらくは会社の経費を使って旅行中だったが、帰ってきた時に主人公を中心に会社が変わりつつある事に危機感を覚え、主人公を手中に置こうと画策する。
主人公の会社の同僚達
会社に酷使され、搾取にも抗えない様に適応するしかなかった社員達。
記憶を失った主人公の働きかけに最初は拒絶反応を示したが、次第に変わっていく。
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