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「ちょっ!!」
佑介が私のブランコを掴んだと思った瞬間
私の目の前は真っ暗になっていた
「・・・・・・・・・・・・・・」
佑介の匂いが鼻をくすぐる
懐かしくて
優しい
少しシトラスの香り
「お前、俺がどれだけ今まで待ってたか 分かってんの?」
・・・・・・・・・・?
「待ってる・・・って?」
「いっつも、チョコだけ渡して去られるの そろそろキツイ」
・・・・・・・・・・?
意味が分からない
それよりも、今抱きしめられている事で心臓がバクバクして頭がまわらない
「好きです」
・・・・・・・・・・・・?!!!
「って、いつ言ってくれるのか ずっと待ってた」
一瞬で体中の血が沸騰するくらい熱くなる
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