シーン2

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シーン2

 時々思う。  もう少しだけ活躍できる期間が長くならないものかなぁ、と。  僕が見る景色はいつも断続的で。  かと言って間隔は毎回一定なのだ。  真っ暗な空間に押し込められて、暫くしたらまた何事もなかったかのように仕事が始まる。  僕はこたつ。    僕が働いているのはある家族の住む一軒家の1階のリビングで、主に勤務時間帯は家族の夕食から就寝までの時間くらいである。
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