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母「真希、調子はどう?」
真希「え?特に悪く…ない…けど……」
変なこと訊く母に疑問を持ったけど、なんだか急に眠く…
母「奥にあるから取って来て」
彼氏「はい」
母「あとその棚にも」
優香「これですか?」
母「そうそれ」
あれ皆何を話しているのだろう。駄目、もう耐えきれない。
母「やっと寝た。結構入れたんだけど」
───ん。あれ?私、いつの間に寝たの?
そう思い、体を起こそうとすると…何かに抑えつけられているように動けない。
それに、何だかベッドが硬いし、この天井は私の部屋じゃない。
優香「あ、起きましたよ」
優香先輩?何でエプロンを着けているの?
彼氏「こっちも準備は整ったよ」
準備ってどういうこと?
母「そう、じゃあ始めましょうか。…食事を」
え?何か食べるなら私にもちょうだいよ。
でも、何を食べるのだろう。
その時私は母が持っている物で、強制的に目覚めさせられた。
それは木を切るような大きなハサミ。
家の庭に木は無い。なら何を…?
彼氏「何処からにします?」
母「そうね…」
優香「足からにしません?」
え?足?足って豚の?それとも鳥?
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