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食事(ちょいグロ)
?「おはようございます」
?「おはよー真希」
私は会社に仕事をいつものようにやりに来た。
大きな会社の下にいるから、小さいけどそれなりの給料がある。
沢北 優香(さわきた ゆうか)さんは頼れる先輩だ。
優香「今日も大きな事は無く、ちまちまとやってくよ」
真希「はい」
さあ、今日も仕事だ。
───疲れた。
やっぱりずっと似たことをするのは、疲れる。肩がこったよ~もう。
でも、これで終わりだ。やっと帰れる。
優香「お疲れ真希。明日もよろしくね」
真希「お疲れ様です」
私の家は会社の近くなので、電車は使わない。おかげで少しの遅刻なら何とかなる。
真希「ただいまー」
?「おかえりー」
私は母と2人暮らしだ。父は3年程前に亡くなった。死体は見つかっていない。行方不明が続き、死亡扱いになったのだ。
父は力強いわけではなかったけれど、とても優しかった。
母「今日も疲れたでしょ。風呂入ってきなさい」
真希「うん。そうする」
母「ご飯は出来ているからね」
母は今も家事をやってくれる。母が老いて家事が出来なくなったら、コンビニ弁当だけになりそう。でも、それはきっと無い。だって私には結婚を前提に付き合ってる彼氏がいるんだもん。
彼の料理はとっても美味しいの。
どうしたらあんなに美味しくなるのか全く分からない。
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