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そんな事を言いながら、様々な角度で私の中をえぐるように何度も貫いた。
「ぁあっ、も、イキそ……ぅうんっ」
「まだまだイカせません、もう少しだけ」
限界に近づくと、正仁さんはそのたびに動きを止める。
「やぁん、いじわる……しないでくださぃ」
眉根を寄せて哀願した私を見て、切なげに微笑んだ正仁さんがふたたび動き出した。
「しょうがないですね。イカせてあげましょう」
今までにない速さで一番奥をずんずんと突きまくったその瞬間に、声にならない声でイった私を見て、正仁さんの動きが更に加速する。
「イくっ!」
痙攣している私の中に、正仁さんの膨張したソレが弾けるのを感じた。
「ありがとう、ひとみ。とても甘くて美味しい君をいただくことができました」
「私も。ありがとうございます」
そのまま抱き合って、互いの愛情を深さを確かめ合うことができた一日になったのでした。
おしまい
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