登場人物

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木戸健吾(きどけんご)  夢乃の愛人であり、寛人の父。妻より夢乃を好きになってしまい、彼女亡き後も忘れられず蒸発してしまう。 畠中冬己(はたなかふゆき)  波菜の彼氏。波菜が小霧家に身を寄せるようになってからは一層波菜を大事にし、休み時間や登下校はできる限り一緒にいるようにしている。カバンには波菜の手作りのキーホルダーをつけており、波菜から教わって同様のキットでキーホルダーを作ったことがある(その時に冬己が作ったものは波菜がカバンにつけている)。そのキーホルダーがきっかけで詩織と知り合い、波菜が事件当日、学校を早退していることを明かす。 藤堂幸太(とうどうこうた)  新米刑事。現場検証で指紋は拭われ、波菜と夢乃以外の足跡は発見されなかったという記述を見つけるが、早く事件を解決させたい上層部に揉み消されていることを知る。事実確認のため波菜に接触を試みるが上手くいかず、上司にも勝手に動くなと釘を刺されてしまう。しかし独自の調査で波菜への不審を強め、間一髪のところで詩織を助ける。 小霧秀則・綾子  詩織の両親。夢乃死亡後に父の元へ行くことを拒否した波菜を引き取り、手厚く労る。普段は秀則は会社勤め、綾子もパートに出ておりほとんど犯人捜しには協力できていないが、チラシを作るなどしている。また、波菜を不憫に思いできるだけ温かい家庭を作ろうと振る舞っている。
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